刺身醤油まで
作っています。 |
【しらすとは】
マイワシ、カタクチイワシの稚魚で、一般的には、カタクチイワシの稚魚のことをいいます。約3〜4cmの透き通った小魚でカルシウムが豊富であるのが特徴です。他に、ジャコ、チリメン、チリメンジャコ、ドロメなどの呼び名がありますが、一般的に関西ではちりめん、関東ではしらすと呼ばれています。シラス漁は神奈川でも有名ですが、海流の関係から静岡県駿河湾一帯で盛んです。シラスを、塩を加えた熱湯でひと茹でしたのもが『釜揚げシラス』、このシラスを半干しにして、やわらかく仕上げたのが『シラス干し』、さらにこれを飴色になるまで干したものが『チリメンジャコ』と言います。
【名前の由来】
ちりめん:干していた所が、白生地のちりめん織(絹の反物)に似ていた。
しらす:干していた所が、おしらす(奉行所内の白い石が敷かれた所)に似ていた。
【良いものは?】
・シラス干しは魚の大きさが小さめのものほど良質とされている。
・『釜揚げシラス』や『シラス干し』はつやがあり、白く透き通っているものがよい。
・『チリメンジャコ』は均一に乾燥していて、薄い飴色をおびているものがよい。
【漁獲】
一年中獲れますが、時期によって獲れるいわしの種類も色々です。
春漁(4〜6月) 主に、うるめいわし、マイワシの稚魚。
夏魚(7〜8月) 主に、カタクチイワシ、ウルメイワシ、マイワシの稚魚。
秋漁(9〜11月)主に、カタクチイワシの稚魚。
冬漁(12〜3月)あまり獲れない。禁漁期間となっている場合が多い。 |