ご当地そうめん(東日本編) 

■和泉本手延麺(愛知県)
古くから安城市和泉町に伝わる和泉手延めんは、今から200年前、三河鷲塚(現碧南市)の人が江州彦根で覚えた製麺の技を和泉の農家に伝えたことに始まるそうだ。
和泉そうめん 丈山の里
左記はうどんですが...
和泉本手延 そうめん
杉浦製粉(株)
【原材料】 小麦粉、食塩、食用植物油
【価格】 270g:\500程度
■大矢知手延べ素麺(三重県)
冬の鈴鹿おろしと朝明川の清流という気候と風土に恵まれた大矢知地区で、約200年前から作られている手延べ素麺。
■三輪そうめん(奈良県)
邪馬台国の有力候補地である、奈良県桜井市。この静かな農村地帯にたなびく陰干しそうめんこそが、高級そうめんである「三輪そうめん」である。製造は冬場限定で、30時間以上かけて粉のねりから素麺に仕上げる。毎年2/6に三輪神社の初市の素麺市で価格が決められ、この価格はその年の素麺相場を左右するほどのブランドである。
一筋縄
(株)三輪山勝:桜井市出雲1217
【原材料】 小麦粉、食塩、本葛粉、食用植物油
【価格】 300g:\298程度
創業文化元(1804)年、6代目・山下勝山氏の三輪そうめん。平たい麺帯を150層以上重ねて丸い棒状にし、縄のようによりを掛け、油を一切使用しない独自の製法で手間ひまかけて細く延ばした一筋縄。材料には、高級和菓子の材料になる非常に繊細な小麦を始め、つるつるした喉越しと見た目の美しさを作る吉野寒曝葛など天然素材にこだわっている。
三輪そうめん
(株)池利
【原材料】 小麦、食塩、食用植物油
【価格】 300g:\
1850年創業の老舗製麺所。
緒環伝説
(株)マル勝高田商店
【原材料】 小麦、食塩、植物油
【価格】 225g:\538
昭和8年創業の製麺所。
そうめんふし 藤兵衛
(株)三輪そうめん山本
【原材料】 小麦、食塩、食用植物油
【価格】 250g:\315
享保2(1717)年創業の老舗製麺所。三輪そうめんは麺を2本の竹管にかけ、時間をかけながら引き延ばして乾燥させて作られる。この管ぎわの部分は粘り気が強く、昔から通人の間では「そうめんふし」「かんざし」等と云われ珍重されている。人によってはそうめんの一番おいしい所とも言われます。
■その他(奈良県)
純国産小麦 手のべそうめん
(株)坂利製麺所
【原材料】 小麦、食塩、ゴマ油
小麦、食塩、ゴマ油、紅花色素、クチナシ色素
【価格】 250g:\198
1300年の伝統をもつ、三輪手延製法。
■揖保乃糸(兵庫県)
播州素麺。今日では揖保の糸ブランドで全国に出荷。揖保川流域の播磨の小京都・龍野市の特産。肥沃な土壌で育った小麦、赤穂の天然塩、麺の天日乾燥に適した瀬戸内地方の雪や雨の少ない気候など、豊かな自然環境から生まれた素麺である。いまや言わずと知れた全国ブランドである。現在では、揖保川流域だけでなく近隣2市5郡にまたがって生産され、日本一の手延素麺生産地(約35%)となっている。
兵庫県手延素麺協同組合
【原材料】 小麦、赤穂の天然塩、食用綿実油
【品質】 順に、黒帯特級品、赤帯上級品、松、竹、梅、とランクがある
【価格】 300g:\300程度(赤帯上級品)
300g:\400程度(黒帯特級品)
兵庫県手延素麺協同組合
【原材料】 小麦、赤穂の天然塩、食用植物油
【価格】 300g:\(庵:いおり:ひね上級(赤帯))
兵庫県手延素麺協同組合
【原材料】 小麦粉、食塩、馬鈴しょでん粉、食用植物油、炭酸カルシウム、着色料(紅花黄、クチナシ、コチニール)
【価格】 200g:\158程度(赤帯上級品)

ひやむぎですが...
■その他 播州素麺(兵庫県)
播州素麺。揖保川流域の播磨の小京都・龍野市の特産。現在では、揖保川流域だけでなく近隣2市5郡にまたがって生産され、日本一の手延素麺生産地(約35%)となっている。
播州の糸
(株)マルツネ:龍野市
【原材料】 小麦粉、食塩
【価格】 300g:\100程度
播州素麺
イトメン(株):龍野市揖西町小神841
【原材料】 小麦粉、食塩
【価格】 1Kg:\
■鴨方の素麺(岡山県)
備中鴨方は江戸時代からの名産地である。
■小豆島そうめん(香川県)
小麦栽培に適した気候、瀬戸内海の天然塩、そうめんづくりに必要なごま油もよくとれるので、手延べそうめんはオリーブに次ぐ小豆島の名産物となっている。ごま油のかわりにオリーブ油を使ったそうめんとかはないのだろうか?
秋津/凛
(株)島一:小豆郡内海町苗羽甲1506 
■五色そうめん(愛媛県)
色つきそうめんの発祥と言われる。
半田そうめん(徳島県)
徳島県・吉野川中流。讃岐うどんの影響か、麺は普通より太い。
半田手延めん オカベの麺
(株)オカベ:美馬郡つるぎ町半田字東毛田
【原材料】 小麦粉、食塩、食用植物油
【価格】 200g:\315

楽天でお試し価格(送料込で315円)で購入。嬉しいことにめんつゆ付きでした。
梅印 阿波の糸
半田製麺(株):美馬郡つるぎ町半田字小
【原材料】 小麦粉、食塩、食用植物油、打ち粉でんぷん
【価格】 360(120×3)g:\398程度
阿波半田素麺 手延 半田めん
小野製麺(有):美馬郡つるぎ町半田字小野
【原材料】 小麦粉、食塩、食用植物油
【価格】 320g:\250程度
■神崎そうめん(佐賀県)
明治16年、真崎照郷がこの地で製麺機を発明。以来佐賀は機械製麺としての発展を遂げ、機械麺では日本3位の生産量と言われている。
■南関素麺(熊本県)
北原白秋が「掛け竝めて玉名乙女がこきのばす翁素麺は長き白糸」と詠んだ南関素麺。
■島原そうめん(長崎県)
日本四大素麺地。島原の乱後、香川県小豆島より移り住んだ人たちから伝えられたといわれている。温暖で乾燥した気候と豊かな名水、良質の小麦に恵まれたこの地は、現在では全国2位の生産量(約30%)を誇る素麺産地になっている。
『有家の里』。(2008/10)

長崎県和田手延素麺組合 住所:長崎県南高来郡有家町山川碇之前
【原材料】 小麦粉、食塩、食用綿実油
【価格】 300g:\:360kcal/100g
有家町(町内に176 製造所)を中心に450の手延そうめん製造所があるそうだ。
『「島原の乱」は雲仙山系、舞岳源泉からの湧き水(ミネラル7,2含有水)を、麺作りに最適な温度(10℃程度)に冷蔵したものに良質な小麦粉を加えて、ひとつひとつの工程を手作業で行い、気持ちをこめた麺作りを実施しています。もちろん乾燥は天日乾燥です。味と食感を追求した麺作りに日々努力しています。』とのこと。(2006/8)

(株)デプロス・末吉俊二:南高来郡有家町原尾2595
【原材料】 小麦粉、食塩、食用綿実油
【価格】 300g:\169程度
高橋家は、江戸時代に小豆島より島原に移り住んだ島原の素麺師達の元祖。その19代目・高橋泰介氏の作。

高橋製麺所:南高来郡西有家町須川557
【原材料】 小麦粉、食塩、食用植物油
【価格】 300g:\358程度


雲仙手延素麺組合
【原材料】 小麦、塩、食用植物油
【価格】 300g:\148程度(赤帯上級品)
■養々麺(長崎)
長崎・島原地方の手延べ素麺に最新の加工技術を取り入れた、3分で作れる簡単麺。
お湯を注ぐだけでできるきのこ具入りのにゅうめん。
(有)雲仙きのこ本舗
【原材料】 小麦粉、塩、綿実油
【価格】 130(麺65)g:\
■五島そうめん(長崎)
  長崎・五島列島の「五島うどん」こそが、手延べ製麺の元祖であると考えられている。しかし今では、幻のそうめんである。
(五島うどん)
■灘のそうめん(兵庫)
  明治以降の神戸の発展の中で農家の件数が減少すると消滅したが、その生産技術は播州の「揖保乃糸」や伊勢の「大矢知手延べ素麺」へと引き継がれている。