ご当地そうめん(東日本編)
■和泉本手延麺(愛知県) | ||||||||||||
古くから安城市和泉町に伝わる和泉手延めんは、今から200年前、三河鷲塚(現碧南市)の人が江州彦根で覚えた製麺の技を和泉の農家に伝えたことに始まるそうだ。 | ||||||||||||
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■大矢知手延べ素麺(三重県) ![]() |
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冬の鈴鹿おろしと朝明川の清流という気候と風土に恵まれた大矢知地区で、約200年前から作られている手延べ素麺。 |
■その他(奈良県) | |||||||||||
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■揖保乃糸(兵庫県) ![]() |
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播州素麺。今日では揖保の糸ブランドで全国に出荷。揖保川流域の播磨の小京都・龍野市の特産。肥沃な土壌で育った小麦、赤穂の天然塩、麺の天日乾燥に適した瀬戸内地方の雪や雨の少ない気候など、豊かな自然環境から生まれた素麺である。いまや言わずと知れた全国ブランドである。現在では、揖保川流域だけでなく近隣2市5郡にまたがって生産され、日本一の手延素麺生産地(約35%)となっている。 | |||||||||||||||||||||||||||||
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■その他 播州素麺(兵庫県) | ||||||||||||||||||
播州素麺。揖保川流域の播磨の小京都・龍野市の特産。現在では、揖保川流域だけでなく近隣2市5郡にまたがって生産され、日本一の手延素麺生産地(約35%)となっている。 | ||||||||||||||||||
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■鴨方の素麺(岡山県) | |
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備中鴨方は江戸時代からの名産地である。 |
■小豆島そうめん(香川県) ![]() |
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小麦栽培に適した気候、瀬戸内海の天然塩、そうめんづくりに必要なごま油もよくとれるので、手延べそうめんはオリーブに次ぐ小豆島の名産物となっている。ごま油のかわりにオリーブ油を使ったそうめんとかはないのだろうか? | ||||
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■五色そうめん(愛媛県) ![]() |
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色つきそうめんの発祥と言われる。 |
■半田そうめん(徳島県) ![]() |
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徳島県・吉野川中流。讃岐うどんの影響か、麺は普通より太い。 | |||||||||||||||||||||||||
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■神崎そうめん(佐賀県) | |
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明治16年、真崎照郷がこの地で製麺機を発明。以来佐賀は機械製麺としての発展を遂げ、機械麺では日本3位の生産量と言われている。 |
■南関素麺(熊本県) | |
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北原白秋が「掛け竝めて玉名乙女がこきのばす翁素麺は長き白糸」と詠んだ南関素麺。 |
■島原そうめん(長崎県) ![]() |
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日本四大素麺地。島原の乱後、香川県小豆島より移り住んだ人たちから伝えられたといわれている。温暖で乾燥した気候と豊かな名水、良質の小麦に恵まれたこの地は、現在では全国2位の生産量(約30%)を誇る素麺産地になっている。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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■養々麺(長崎) ![]() |
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長崎・島原地方の手延べ素麺に最新の加工技術を取り入れた、3分で作れる簡単麺。 | |||||||||
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■五島そうめん(長崎) | |
長崎・五島列島の「五島うどん」こそが、手延べ製麺の元祖であると考えられている。しかし今では、幻のそうめんである。 | |
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■灘のそうめん(兵庫) | |
明治以降の神戸の発展の中で農家の件数が減少すると消滅したが、その生産技術は播州の「揖保乃糸」や伊勢の「大矢知手延べ素麺」へと引き継がれている。 |